干場良光のブリコラ日記

アート全般に関する忘備録です。

2017-01-01から1年間の記事一覧

作品とコンセプト

現在の美術家は、それなりに教養ある人も多く、作品を作るだけではなく自分の作品のコンセプトを朗々と語る人も多い。40代、30代の美術家はヨーロッパの影響を受けた美術大学の教師により自分の作品のコンセプトを語ることも訓練されている様だ。日本にはそ…

即興音楽

即興音楽とは、音楽の伝統的なルールに従わないし、人間の意図的な音も出さない様にする。そうなると、人間の自然つまり、動物的な感覚に従って音を出すことになる。文化的なルールには従わないが、自然の法則に従って音を出すことになる。独創的な音楽を比…

フィールドワーク

芸術家にとって、作品を作ることはフィールドワークすることだ。出来た作品はこれからのことを考えるキッカケになる。芸術の魅力は未来を生きるための価値観を探る所にある。

平等とか

マームとジプシーの演劇スタイル、大友さん達のアジアンミーティングという演奏会。1枚の床に演者と観客が同時存在。指輪ホテルの演劇は時には観客は演技者になってしまう。これらはいずれも演者と観客という対立が避けられて展開する。3者のディレクターに…

即興とマンネリ

即興演奏はマンネリ化を免れることはできないのか?

サウンドアート

札幌国際芸術祭2017堀尾寛太さんのワークショップに参加。作ったのは、ジョン・リチャーズ先生創作の光る電子楽器。聞いたことがない音と、慎ましい光が点灯する愛らしい楽器。1ヶ月後後くらいに、一ヶ所忘れてた配線の7番と9番をアルミ線で繋いでください。…