2018-04-04 ビルがあくび #「札幌国際芸術祭2017の評価」より Clélia Zernik クレリア・ゼルニク美術評論家「堀尾寛太は空きビルを使い、自動的にシャッターが開閉したり、照明がついたりするインスタレーションを展開した。この芸術祭を最後に取り壊される建物が、長い眠りから目覚め、あくびをし、叫び声をあげていたかのようだ。」 今日、このビルの前を通ったら、防護布に覆われ新築の工事が始まったようだ。2ヶ月間、命を与えられた建物もとうとう人間の用途に従属する普通のビルになる。