干場良光のブリコラ日記

アート全般に関する忘備録です。

物として作品を完成させること

とコンセプト。

<ルネッサンス美術の場合>

物としての完成…3次元の世界を2次元平面に写実的に再現することを完成させた。

コンセプト…神中心の世界観から人間中心の世界観へ。

 

美術史が世界の歴史と共鳴するのは「コンセプト」に於いてである。

 

しかし、「コンセプト」はくせ者で、前頭葉で編み出されるよりも、全感覚を通して表出され、気付かされたような「コンセプト」が望ましい。