干場良光のブリコラ日記

アート全般に関する忘備録です。

創造と発見

キリスト教、実存主義は神がスタートを決める。神は羊や馬に名前を与える。人間も神から名前を与えられ、親から個人名を与えられ、個性を得、主体的に生き世界を切り開いてゆく。

それに対し、

構造主義は予め出来上がっている世界に人間は放り込まれているとする考え方。

だとしたら、人間は「創造」するというより、「発見」するという方が真実に近いのではないか。